ワインを極めるならソムリエ資格を! |
ワインスクールの必要性
貴方がソムリエ資格の勉強をゆっくりと時間を掛けて、
自習を楽しむ才能に恵まれているならば、多くの人にとって大金であろう授業料を払う必要はありません。
通販でテキストを入手し、少しづつ試飲を繰り返して、ワインの知識を身につけていくことも、
ソムリエ資格試験の楽しみ方の一つです。
しかし、仕事や人生計画(?)に時間が無い中で早急に資格が必要であったり、
一発合格を狙っているならば、ソムリエスクールに通うのが近道であることは間違いありません。
400ページ超のテキストを総花的に勉強・記憶するのは一部の特別な人間を除いて現実的ではないでしょう。
各ワインスクールはそれぞれに誕生のバックグラウンドや精神性の違いがありますが、
試験合格に的を絞った講義はそれぞれに資料が集約されていて的確であり、
極めて効率的な知識の整理がなされています。
特に試飲に関しては、多くの生徒数が集まる教室程に多くの種類のワインを実際に味わう機会に恵まれることは、
この上ないアドバンテージになります。
値段はもちろん、雰囲気、立地の違いはありますが、
東京を始めとして、横浜、大阪等にソムリエ資格試験を銘打ったワインスクールが多く立ち上がっています。
注意すべきはJSA(日本ソムリエ協会)の資格対策であることが重要です。
ワインスクールの盛況を経て『単なる試飲会』の類もワインスクールを名乗る教室が増えていますが、
資格試験勉強を主眼にしたスクールをは根本的に異なりますので、
主旨に合った、自分に合ったワインスクールを選んで下さい。
参考までに東京のワインスクールの情報を纏めましたのでご参照。
アカデミー・デュ・ヴァン
日本初の本格的ワインスクールとして1987年に開校。「ワインの楽しさを知る」と「試験対策」のバランスが取れているとの定評がある
基礎コース修了後にしか、受験コースの履修が出来ないため、事実上二ヶ年計画での受験となる。
段階を追いつつ、しっかりとワイン知識を身に付けつつ履修したい人向け。
http://www.adv.gr.jp/
田崎真也ワインサロン
世界ソムリエ優勝者、田崎真也氏が主宰するワインスクール。
「ワインの楽しさ」に重点を置きつつ、合格を目指すというエレガントスタイル向き。
◆開講月:1月 (3月16日(金)まで途中入校が可能)
◆受講料:168,000円(税込、分割払可)
http://www.tasaki-shinya.com/winesalon/wine/examination.html
自由ヶ丘ワインスクール
試験対策に特化した『寺子屋』風の授業が、定評で多数の合格者を輩出。
ひたすらにソムリエ試験向けの暗記事項の要約に徹する。
曜日によって先生が変わるため、自分と相性によっては合わない場合も。
http://www.jws.bz/
ポケットワインサロン
東京都内の有名ワインスクールとしては、もっとも安価なワインスクールであろう。
「受かる人はどこのスクールに通っても受かる」と割り切れる人、
自らの努力する才能に自身のある人向け。
http://wine-shibuya.com/wine/wine_jyuken.html
田辺由美のワイン講座
スパルタ式の授業が有名。それだけプロフェッショナルな姿勢で授業に臨まれている。
小テストで低い点数を取った場合には、居残りでの勉強を指示されたこともあるとの噂もあり。
テキストの的確性には秀でており、本物のソムリエを排出する名門ワインスクールと言える。
http://www.wincle.com/shikaku-top.htm
レコールデュヴァン
http://www.duvin.jp/
日本ソムリエ協会教本
ソムリエ資格試験のバイブルとなる教本で、受験者全てが手にする。
毎年内容が改定されるので当該年度の改訂版を入手るすること。
また、情報量が多過ぎるので、ポイントを絞って覚えることが重要。
日本ソムリエ協会DVD
日本ソムリエ協会謹製のDVDで半ば脅迫的に購買を薦められるが、
内容は通り一辺倒なもので、見るべきものは無い。
価格程の内容が無いため受講者間では不評。買わずに受験しても問題無し。